PuTTY & WinSCP による快適SSH環境の構築法


Windows から Unix 系の OS に SSH 接続して作業する場合、PuTTY や Teraterm 等の端末エミュレータを使います。端末エミュレータとして、以前私は TeraTerm を主に使っていましたが、文字コードの自動認識や Subversion, WinSCP との連携、付属の Pageant などが便利だったので、今では 主に PuTTY を使っています。この記事では PuTTY と WinSCP を快適に使うための設定方法を説明します。

主な内容

PuTTY

端末エミュレータです。

  1. インストール

    便利な機能がいろいろ追加されている『PuTTY ごった煮版』が非常に便利なのでそれをインストールします。

    ダウンロード: http://yebisuya.dip.jp/DL/putty-0.60-JP_Y-2007-08-06.exe

    すべてデフォルトの設定で問題ありません。「次へ」を押し続けてください。

  2. 設定

    PuTTYを起動すると次の画面が表示されます。
    いろいろ細かく設定でき、名前を付けて設定内容を保存しておくこともできます。

  3. おすすめの設定

    • 文字コードの自動判定

      次のように文字コードの設定を UTF-8/Auto-Detect Japanese にしておくと、文字コードが自動的に判定されるようになり、文字化けが発生しにくくなります。

    • Keepalive

      しばらくPuTTYを操作しないでいると、サーバーから接続が自動で切断されてしまうことがあります。次の様に30秒ごとにnullパケットを送る設定にしておくと、そのようなことがなくなります。

    上記の設定を 標準の設定 として保存しておくことをおすすめします。

WinSCP

ファイル転送アプリです。SSHで安全に転送できます。

  1. インストール

    以下からインストーラをダウンロードできます。
    http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/ftp/winscp.html

    こちらも、すべてデフォルトの設定で問題ありません。「次へ」を押し続けてください。

  2. 設定

  3. おすすめの設定

    • エディタ

      リモートのファイルをお気に入りのテキストエディタで編集できるようにするための設定です。

      まず、[環境設定]ボタンを押します。

      その後、次の画面で使うエディタを指定します。マスクと一致したファイルをダブルクリックすると、指定したエディタで開かれるようになります。さらに、保存すると自動でアップロードされます。したがってリモートのファイルもローカルのファイルと同じように編集できます。

  4. PuTTYとの連携

    [メニューバー] → [コマンド] → [PuTTYを開く] を選択することで、同じセッションを PuTTY で開くことができます。

Pageant

PuTTYに付属のソフトウェアです。これを使うと、サーバーへ接続するためのパスワード入力などの認証処理を、自動化することができます。起動するとタスクトレイに常駐します。

  1. 使い方

    Pageant は公開鍵認証に用いる秘密鍵を登録して使います。パスワードの代わりに秘密鍵の情報を使い認証を行ってくれます。接続先のサーバーにはあらかじめ対応する公開鍵を保存しておく必要があります。

  2. 設定

    一つずつ設定方法を説明します。

    1. 秘密鍵・公開鍵の作成

      PuTTY に付属の PuTTYgen というソフトを使います。
      起動すると次の画面が表示されるので [生成] ボタンを押してください。

      その後、画面上でマウスをしばらく動かしていると鍵が完成します。
      秘密鍵を護るためのパスフレーズを設定し、秘密鍵を保存してください。

    2. 公開鍵をサーバーに保存

      サーバーに ~/.ssh/authorized_keys ファイルを作成し、.ssh ディレクトリのパーミッションを 700 に、また、authorized_keys ファイルのパーミッションを 600 に設定します。
      WinSCP を使うと簡単です。

      その後、authorized_keys ファイルに公開鍵を表す以下の文字列を保存します。

    3. 秘密鍵を Pageant に登録

      Pageant をまだ起動していない場合には起動してください。PuTTY と同じフォルダにあります。
      タスクトレイの Pageant のアイコンを右クリックし、[鍵の追加] を選択します。そして、上で保存しておいた秘密鍵のファイルを指定し、パスフレーズを入力して登録します。

    4. Pageant をスタートアップに登録

      ここまでの設定で PuTTY および WinSCP での認証は自動化されました。しかし、Pageant を終了すると秘密鍵の登録が解除されてしまうため、パソコンを再起動した場合には再度 Pageant を起動し、秘密鍵を登録する必要があります。
      Pageant をスタートアップに登録することで、それらも自動化することができます。

      まず、スタートアップフォルダに Pageant.exe のショートカットを作成します。
      次にそのショートカットのプロパティを開き、起動パラメータとして秘密鍵のフルパスをダブルクォートで括って指定します。
      半角スペースで区切ることで複数の秘密鍵を指定することもできます。

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