忘れがちなコマンドなどをまとめていこうと思います。
TeXのテンプレート
TeX環境
- MathJax
-
ブラウザ上に数式をカッコ良く表示してくれるJavaScriptです。
htmlの中に以下のscriptタグを記述しておくと、htmlに含まれるTeXコマンドが自動で変換されます。
単一行の数式は $ で囲む代わりに \( と \) で囲みます。
Internet Explorer8で正常に動作させるためには、htmlのheadタグ内に以下を記述します。
- TeXインストーラ 3
- Windows上にTeX環境を構築するために必要な数十のソフトを一括インストールできます。
- 祝鳥(のりてふ)
-
LaTeXの統合環境を実現する秀丸エディタ用のマクロです。
詳しくはこちら → 祝鳥による TeX 環境の構築法
パッケージの追加方法
対象のパッケージをダウンロード
パッケージ本体のファイル(.sty)があれば、それを適切な場所に保存
例)"C:\tex\share\texmf\tex\latex\algorithm\algorithm.sty"
.styファイルがない場合
.dtx ファイルと .ins ファイルを同じフォルダに保存し、以下のコマンドを実行することで .sty ファイルが作成されます。
> platex ○○.insまたは> latex ○○.ins作成された .sty ファイルを適切な場所に保存します。
以下のコマンドを実行し、ls-R ファイルを更新
> mktexlsr
参考
TeXコマンド
※以下、数式を右クリックし、[Show Source] を選択するとTeXのソースが表示されます。
(検索できる)アンダースコア(アンダーバー)を表示する方法
\_ とエスケープすることでアンダースコアを表示できます。しかし、これだけではPDFに変換後、アンダースコアでの検索にヒットしないことがあります。この問題を解決するには以下の方法があります。
fontenc パッケージを使う方法
TeXのヘッダーに以下を記述すれば良い。
fontenc パッケージを使うと、PDFに変換した際にアンダースコア(アンダーバー)を正しく検索できるようになります。しかし、fontenc パッケージを使うだけではフォントがビットマップで生成され、汚くなってしまうため、lmodern パッケージを利用してフォントを変更しています。pifont パッケージを使う方法
TeXのヘッダーで
と宣言しておき。本文に
と記述すると、検索できるアンダーバーが表示されます。
文書外、文書内リンクやしおりの作成
hyperref パッケージを使うことで可能です。
参考: hyperref - TeX Wikiプログラムのソースコードを表示する方法
listings パッケージを使う
イコールをそろえる
\[ \begin{eqnarray*} f(x) & = & x^2 - 3x + 2 \\ & = & (x - 2)(x - 1) \end{eqnarray*} \]和・積
\[ \sum^\infty_{k = 1} \frac{1}{k} = \infty \] \[ \prod^5_{k = 1} k = 5! = 120 \]集合, 縦線, 左肩に記号
\[ 素数 = \left\{ p \in \mathbb{Z}_{\ge 2} \mid 1 \lt {}^\forall n \lt p, n \nmid p \right\} \]二項係数
\[ \binom ab = {}_aC_b \]
参考
TeX Wiki
LaTeX:Symbols
パッケージ一覧
LaTeXコマンド一覧
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